脱毛に通うとなると、初めて行くときは少し緊張しますよね。
「クリニックに着いたらまず受付を済ませばいいんだよね?」
「わからなくてウロウロしちゃったら恥ずかしいな」
「着替えは正しいだろうか」
など、通い慣れていない頃にわたしはオドオドしてしまったことがあります。
実際に準備不足で恥ずかしい思いをしたこともあります。
そんなわたしの失敗談も交えながら、脱毛に行く前に確認をしておいた方がいいと思うことをお話していきますね。
こんな人におすすめ
・医療脱毛前に準備しておくことを知りたい
・医療脱毛に通うにあたって最低限のマナーを知っておきたい
医療脱毛に行く前に準備・確認すること
それでは医療脱毛に行く前に準備しておいた方がいいことを早速お伝えしていきます。
シェービング(剃毛)の確認
お肌のコンディションを整える
スケジュール調整
身だしなみを整える
正しい着替えの仕方
どういうことか、1つずつ確認していきますね。
シェービング(剃毛)の確認
まず一番はシェービングですね。
シェービングに関しては契約の際に、自分でやらなければいけない範囲、もし剃り残しが多い場合剃毛料金がかかることや全て照射できなくなる可能性を説明されるかと思います。
剃ってきてと言われた範囲を剃るくらい簡単だと思いますよね。
ところがこのシェービング、剃り残しが多くある方が少なくないようです。
そしてわたしも一度注意を受けてしまったことがあるのですが、ちょっと恥ずかしいわたしのエピソードをご紹介します。
シェービング不足で注意を受けた話
脱毛に行く前日にシェービングをしたのですが、初期の頃は毛量が多かったのもあって、全身の毛を剃るとなると想像以上に時間がかかるんですよね。
ヒジ下やヒザ下は剃りやすいのですが、太もも裏とかヒップなどは剃るのが難しいのもあってけっこう労力も伴うんですよね。
疲れてきてしまって、最後の方「これくらいで大丈夫かな」という気分になってしまい、剃り残しあるかもと思いつつ次の日脱毛に行ってしまったんですね。
そうしたら照射中に「頑張ってシェービングしてきていただいたところ恐縮なのですが、本日○○に剃り残しがございまして‥」と声をかけられたんですね。
その後の説明の内容としては、
今回はご予約の時間内に看護師さんの方でシェービングをして照射してくださるが、次回以降剃毛料金を払うことになったり、消化扱い(シェービングにより時間が押してしまった場合、未照射で1カウントとなる)となってしまうことがある
と注意を受けたのです。
わたしの場合このときはギリギリ大丈夫だったようですが、剃毛の状態によってはその場で予約の取り直しを促されたり、追加で料金を支払うことになってしまうこともあるようです。
お恥ずかしいですね‥。
施術してくださる方もとても言葉を選んで説明してくださるのですが、内心だらしない人だと思われていたのではないでしょうか。
多くの方が規定に則ってきちんとシェービングをしてくる中、それを守らないというのは自分にとってもマイナスな要素(プラスで料金が発生、全て施術できない可能性はもちろん、人間性が疑われてしまうことも‥)が大きいですし、施術してくださる看護師さんにも迷惑をかけてしまいます。
最悪、自分の次に予約されている方にも迷惑となる可能性もありますよね。
多くの方は大丈夫かと思いますが、もし「シェービング適当にやって行くつもりだった」「そこまで確認してなかった」という方はお気をつけください。
ちなみにヒップや太もも裏、胸元や肩周り、二の腕や肘関節辺りが剃り残しが多くなりやすい箇所の様です。
クリニックによって規定の範囲が違うのですが、背中もご自身で剃らなければならない場合は背中中央の辺りの剃り残しに気をつけましょう。
ご自身が通われるクリニックの規定の範囲をしっかりと確認し、できるだけ剃り残しがないように注意していきましょう。
シェービングのコツ
*シェービングのコツ*
1.電気シェーバーを1本持っておこう
全身のシェービングをする際、一本は電気シェーバーをお持ちいただくと便利です。
カミソリだとどうしてもお肌を傷つけやすかったり、産毛を剃りにくいからです。
電気シェーバーは逆にお肌を傷つけることもあまりないですし、お腹周りなどの産毛もサーっと剃ることができます。
2.産毛は乾いた状態・明るい光の下で
毛を剃るタイミングとしてお風呂場で処理される方が多いかと思うのですが、産毛などはお風呂に入って水に濡れると毛が寝てしまって剃り残しが多くなってしまう原因となります。
できればお風呂前の毛が乾いた状態で、明るい光の下でシェービングされるのがいいですね。
3.VIOの剃り方
VIOのシェービングに悩まれる方も多いかと思います。
Iラインなどは見えづらく、誤って切ってしまうという方も少なくないので(わたしも切ってしまったことがあります‥)、カミソリが不安という方はお肌を傷つけにくいVIO用の電気シェーバーがオススメです。
I字帯のカミソリを使われる場合は、お肌を傷つけないように専用のクリームを塗って、毛並みに剃って刃を当てて丁寧に剃るようにしましょう。
見えづらいIラインの剃毛のコツとしては、座った状態で剃る方と同側の脚を立てて剃ることですね。
脚を立てることで内側の方まで剃りやすくなります◎
どこが剃れていないかは鏡が正面にあると確認しやすいので、もしある場合は活用するといいですね。
わたしも愛用している、全身のシェービングにオススメのパナソニックのシェーバーです。1本あると安心です。
VIO用のシェーバーはこちらがオススメ!
ジェルを使用する方はこちらがオススメ!
剃毛のオプションに関しては、必ずご自身がご契約されているクリニックで確認を行ってくださいね。
VIOの形に悩んでいる方は下記記事をチェックしてみてください。
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お肌のコンディションを整える
続いてお肌のコンディションをできるだけ整えておくということですね。
できることとしては、
お肌の保湿
紫外線対策
の2つでしょうか。
なぜお肌の状態が重要なのか理由をご説明していきます。
お肌の保湿
乾燥している状態のお肌はバリア機能が通常よりも弱くなっているので、レーザーの刺激に敏感になり痛みを感じやすかったり、火傷などのお肌トラブルにつながりやすくなってしまう可能性があります。
脱毛に行く前日はしっかりと保湿を行なって、お肌を潤わせておきましょう。
UVケアをしよう
なぜ日焼けしたお肌がよくないのかと言うと、日焼けをしてしまうとお肌に色味が出るので、レーザーが反応しやすくなることから火傷のリスクが高くなります。
パワーを調節しての照射となってしまったり、あまり炎症が強い状態では照射を断られるケースがあります。
わたしもUVケアは気をつけているつもりだったのですが、襟足にお洋服の襟に沿って綺麗に日焼けしていることを指摘されたことがあります。
お外に出る機会があり肌を出している箇所は、なるべく日焼け止めなどを塗るようにしましょう。
スケジュール調整はしっかり
続いてスケジュールに関してですね。
この質問にドキッとした方は注意が必要です。
当たり前ですが、予約の時間は限られていて、遅刻をした場合も時間を延長してくれるということはありません。
たまたま予約に空きが出て、時間をずらしてくださることもある様ですが、なかなか運よく自分の後ろに空きが出るとは限りませんよね。
遅刻となった場合はそれだけ時間が短くなるので、時間内の照射となってしまって、全身全てのパーツを照射できなくなってしまう可能性があります。
楽しみにしていた脱毛の日に、もし当てられない箇所があったら残念ですよね。
あまり気にしないという方もいらっしゃるかもしれませんが、遅刻をすると施術をしてくださる方も時間ギリギリまで頑張ってくださったり、クリニックにも迷惑がかかる可能性があります。
そのため自分が気持ち良く通うため、他人に迷惑をかけないという点でも、予約時間の5〜10分前の来院を心がけて行くようにしましょう。
もしやむを得ない事情で事前に遅れることがわかっている場合は、クリニックに電話をして相談をするのがベストですね。
わたしも今までに前の予定が押して間に合わないと思ったことがあります。
その時はすぐに電話をし、予約の取り直しをしていただきました。
わたしが通っているクリニックは当日キャンセルが無料なので取り直しができたのですが、できないところもあります。
その辺りもクリニックの規定は事前にしっかり確認しておきましょう。
仕事などで急な用事が入ってしまうこともあるかと思いますが、基本的には確実に行ける日で予約を取って当日を迎えるようにしましょう。
身だしなみを整えておこう
脱毛に行く行かないに関わらず身だしなみって大事ですよね。
その人の印象が出るところでもあります。
施術をしてくださる看護師さんは、何人もの施術をこなしていますし、人の体を見て何を思うということもないかと思います。
しかしあまり手入れしていないと恥ずかしい思いをしてしまうことがあるかもしれません。
以下わたしの実体験エピソードになりますので、この記事をお読みになっている皆さまは同じ過ちを繰り返さないようお気をつけください。
ちょっと恥ずかしいエピソード
・デリケートゾーンの清潔
・口周りに食べカス付着
・ヘソゴマのケア
・ボロボロのネイル
それでは恥ずかしエピソード連発していきます。
デリケートゾーンの清潔
ドタバタして慌ててクリニックに到着し施術を受けた日に、個人的にちょっと冷や汗をかいたエピソードです。
それは直前にトイレに行ったのですが、慌てていたのでかなり適当に拭き取りを行なってしまいました。
施術を受けている最中にふと、「どうしよう拭き取り残しがあるかも」と一人で勝手にヒヤヒヤしたのをよく覚えています。
看護師さんは澄ましたお顔で淡々と施術をしてくださるので最後まで「何か思われてるだろうか」とソワソワしてしまいました。
照射終了後に自分で再度確認すると何も付いていなかったのでホッとしましたが(もし看護師さんがさりげなく拭き取っていたとしたら申し訳なさ過ぎる‥)、実際何か付着していたら恥ずかしいですよね‥。
デリケートゾーンはできるだけ清潔に保っておいた方が自分も安心ですし、きっと看護師さんもその方がいいであろうと思うので、ある程度キレイにしておきましょう!
口周りに食べカス付着
タイトルでなんとなく想像できるかと思いますが、お顔の照射のときにランチで食べたソースが口周りに付いていたお話です。
お顔の照射のときは一緒にお肌状態を確認するために鏡を見る場面があるのですが、その際に発見‥。
食べた物によっては口臭が出てしまう可能性もあるので、マナーとしてきちんと整えておきたいところですよね。
あまり細かなところまで気にする必要はないですが、多少は見られているかもしれないという意識を持って、身だしなみを整えてから施術を受けられるといいと思います。
ヘソゴマのケア
皆さまヘソゴマのケアってしたことありますか?
おへその窪みには、皮脂やシャンプー、ボディソープなどの濯ぎのこしによる汚れが溜まりやすく、気づいたら黒ずんでいたということはないでしょうか。
意外と忘れがちなところかと思いますが、脱毛のレーザーは色味に反応するので、あまり黒ずんでいる場合、周囲を避けての照射となることもあるかもしれません。
見た目的にも可能であればキレイな方がいいかと思うので、もし汚れが気になる方は綺麗にしておきましょう。
*ヘソゴマケアの仕方*
汚れの取り方はとても簡単です。
①ボディオイルを用意
②おへそに垂らして5〜10分置いておく
③汚れが柔らかくなるのでティッシュやガーゼで優しく拭き取る
わたしはヘソゴマを十数年とケアしていなかったので(オイ)、さすがにこびりついて取れないんじゃないかと思っていましたが、とても簡単にスルンと取れて感動しました。
一つ注意して頂きたいのが、オイルを使わず無理に汚れを落とそうとすると、お肌を傷付けてしまう可能性があります。
先にしっかり汚れを浮かせてから落とすようにしましょう。
ボロボロのネイル
足先のネイルが気づいたらほぼ剥がれていて、照射のときにちょっと恥ずかしかったです。
自分が気になるかどうかなので、そこまで気にしなくていいかとは思いますが、全身で契約されている方は爪先まで見られることを認識しておいた方がいいですね。
また照射の際に靴下の繊維などが付着していると、レーザーが反応して火傷してしまう可能性があります。
目立つ場合看護師さんが「拭き取りますね〜」と言って拭いてくださることがあるのですが、無駄な手間をかけさせてしまうので、支度のときに自分でサッと拭き取るようにしておきましょう。
ほとんどのクリニックでは照射部屋にウェットティッシュなどが常備されているはずです。
正しい着替えの仕方
どんな間違いかというと、Tショーツ前後逆‥!!
普段から履いている人ならすることのない間違いですが、馴染みがないと広げたときに広い面がヒップ側?と思ってしまうあるある‥
全てのクリニックがTバックタイプとは限りませんが、Tショーツは広い方が前、細い方が後ろです。
間違えないようにしましょう。
医療脱毛行く前にしっかり準備しよう
契約したクリニックの規定に則って、きちんとシェービングをして行くこと
より効果的に脱毛を進めるために脱毛期間中は保湿ケア、UV対策をしっかりと行う
スケジュール管理をきちんと行い、予約日時に余裕を持って来院すること
最低限の身だしなみを整えておくこと