こんな人におすすめ
・医療脱毛とエステ脱毛のちがいがよくわからない
・何を基準にどちらを選べばいいか知りたい
医療脱毛は永久脱毛?
【AEA(米国電気脱毛協会)における永久脱毛の定義】
”脱毛をしてから1カ月後の時点で、毛の再生率が20%以下の状態”
この定義に則ると、その後また毛が生えてきても永久脱毛と言えることになりますね。
しかし実際のところ、一度脱毛が完了したところからまた生えてくるというようなことはほとんどないようで、可能性として少なからずあるのかもしれませんが、ほぼ永久的なものだと思っていてもいいのかもしれません。
医療脱毛の原理
まず、毛はどこで作られているのかと言うと、毛根内にある毛母細胞というところ。
そこへ酸素や栄養分を送る役割を果たす毛乳頭というものがあり、脱毛ではこれらをターゲットにレーザーを照射し、毛母細胞の機能が停止されて毛が生えてこなくなるのです。
全ての毛が一度に反応するわけではなく、成長期・退行期・休止期と毛周期がある中で、成長期がもっともレーザーに反応しやすいと言われています。
この成長期にあたる毛が一回に大体10〜20%あると言われているため、5回以上照射を繰り返すことで脱毛完了に近づいていきます。
エステ脱毛の原理
エステでの脱毛は光脱毛やフラッシュ脱毛とも呼ばれます。
先に触れたように、成長期の毛をターゲットに光を照射するのは同じなのですが、大きなちがいとしては出力ですね。
医療脱毛が毛根を破壊して永久脱毛と呼ばれるのに対し、エステ脱毛はダメージを与えて減毛効果が得られるというものになります。
医療脱毛とエステ脱毛のちがい
医療 | エステ | |
脱毛器の出力 | 強い | 弱い |
効果 | 永久 | 減毛 |
回数 | 5〜10回 | 10〜20回 |
費用 | 比較的高い | 比較的安い |
痛み | あり | あまりない |
施術者 | 有資格者(医師・看護師) | 無資格者 |
肌トラブルへの対応 | あり | なし |
痛みや回数に関しては個人差がかなり大きいため、あくまで目安です。
上記の表が一般的に言われている違いになります。
2つの違いで皆さまが特に気にされるポイントとしては効果や費用ではないかと思います。
医療脱毛は効果が高く費用もやや高いと言われていますね。
ただエステ脱毛は医療より一回あたりが安いとはいえ、効果がみえるまで時間がかかるためトータルの費用はさほど変わらなくなることもあります。
また上記にも注意書きしていますが、回数や痛みの程度は個人差があるので参考程度にご覧いただければと思います。
それぞれの特徴をきちんと把握し個人差がある可能性も踏まえた上で、自分に合った脱毛方法を選択していきましょう。
まとめ
医療脱毛は高い出力で毛根を破壊することでほぼ永久的に脱毛効果が得られるのに対し、エステ脱毛は毛根にダメージを与えることで減毛効果が得られる。
痛みや金額に差があるため、自分が重要視するポイントは何かハッキリさせておこう。
医療とエステの違いをしっかりと理解し、自分にあった脱毛方法を選択しよう。