脱毛のカウンセリングを受けると、そのクリニックではどんな機械を使用しているか必ず説明を受けるかと思います。
しかし急に蓄熱式だの単発（ショット式）だの言われてもよくわからないし、効果に違いがあるのかなとか変に勘ぐっちゃいますよね。
わたしも新しい機械の説明を受けた時は、それってどうなの？と心配になってネットで色々調べていました。
今までの照射でわたしは蓄熱式も単発（ショット）式も両方経験することができたので、実際の経験を元に、機械の違いや効果についてリアルをお話していきたいと思います。
こんな人におすすめ
・脱毛機器の照射方法のちがいが知りたい
・脱毛機器による効果にちがいはあるのか気になる
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医療脱毛器の違い
−蓄熱式と熱破壊（単発式）
医療脱毛の機械には蓄熱式と呼ばれるものと、熱破壊式（単発式、ショット式とも言われる）と呼ばれるものがあります。
それぞれの特徴を確認していきましょう。
蓄熱式とは？
蓄熱式の照射方法としての最大の特徴は、やさしいパワーで重ねて照射し、じわじわと熱を与えて毛を作る細胞を破壊することです。
こう聞くと「出力が弱いってことは効果が薄そう」と思う人もいるかと思いますが、部位毎にしっかりと効果が期待できると言われている時間分レーザーを重ねて照射して毛に反応させるので、効果としては安心できるかと思います。
低出力で脱毛できるメリットとして、肌への負担が軽いため、地黒の方や日焼けされている方、刺激に敏感な肌の方など、幅広いスキンタイプに対応しているというのがあげられます。
お肌悩みがあったり、照射後の肌トラブルが心配という方にもオススメの機械ですね。
それでは対して熱破壊式はどのような機械なのでしょうか。
熱破壊（単発）式とは？
蓄熱式はやさしいパワーで重ねていく照射方法でしたが、それに対して単発式は高いパワーで照射し、一瞬で毛根の奥まで熱を届け、毛を作っている細胞を破壊します。
蓄熱式のように何度もレーザーを重ねることはありません。
出力が強いため輪ゴムで弾かれたようなバチッとした痛みを感じやすいです。
またやけどのリスクがあるため日焼けなどで色味のある肌への照射は基本的にNGとなっています。
医療脱毛実際の施術
−蓄熱式と熱破壊（単発）式
蓄熱式と熱破壊式の違いがなんとなくわかったところで、実際の施術がどんな感じだったかお伝えしていきますね。
わたしの体験記をつらつら綴っています。結果を早く知りたいという方は飛ばしてください☺︎
わたしが今までに経験した機械は以下の4つです。
ライトシェアデュエット
スプレンダーX
キャンデラプロ
ソプラノチタニウム
順番にお話していきます。
ライトシェアデュエット口コミ
ライトシェアデュエットは単発式で、全身はお肌を軽く吸引しながら照射する機械です。
肌の吸引が難しい細かなところは、先端が冷却された機械をジェルで肌に密着させながら照射されます。
施術の感想
感想としては、VIOがかなり痛かったです。
初めての脱毛で経験した機械というのもあってか、ベッドの上で飛び跳ねるくらいに痛かったのを覚えています。
その他のところは全体的に辛いと感じたことはなかったですね。吸引されるときに多少あたたかみを感じる程度でした。
1番最初に照射した機械ということもあってか、背中などの産毛の減毛感がわかりづらいこともありましたが、全体的に満足できる抜け感だったかと思います。
また照射スピードに関してですが、こちらの機械は１ショットずつ吸引していくというのもあって、照射時間が長かった印象があります。
全身の照射で２時間弱、顔を含めると３時間弱とかでした。
後述する２つの機械がかなりスピーディーなので余計遅く感じてしまいます。
仮に3時間の予約で移動時間なども含めると、働く女性は休日がほぼ半日終わってしまうので、通いやすさの点でわたし的にはややデメリットと感じてしまいます。
スプレンダーX
続いてスプレンダーX。
なんだか脱毛機器の名前ってかっこいいですよね。
スプレンダーはわたしが追加契約後から施術を受けている機械です。
こちらの機械も単発式。しかしライトシェアデュエットよりもかなりスピーディー。
早く照射できる理由として、お肌の上で機械をスライドして照射していくことがあげられます。
イメージとしては、デュエットが１ショットずつ肌を吸引して時間をかけて照射しているのに対し、スプレンダーは”ピッピッピッ”と次々に照射を進めている感じです。
また機械の特徴として先端が冷却されているのと、冷たい風を当てながら照射していくというのがあります。
施術の感想
機械が変わって初めて施術を受けた時はそのテンポ感の違いに驚きました。
あとは照射中ずっと風が出ているので、風が冷たくて心地よかったり、時にはちょっと寒かったりくすぐったかったりします。
そしてこの機械、なんだか独特の痛みがあります。
というのも、毛質がしっかりしたところで多少バチッと痛みがあるのはそうなのですが、関節周りで毛に反応しているのとは別の様なピリピリとした痛みがあります。
深くまで届くヤグレーザー（鈍痛を感じやすいらしい）が入っているので、もしかしたらそのせいかもしれません。
多少痛みはありますが、照射がスピーディーな分、苦痛を感じる時間も短いです◎
そしてスプレンダーは全身の毛の抜け落ちがかなりわかりやすいです。
レーザーの種類と肌の相性が多少はあると言われていますが、わたしはアレキサンドライトレーザーが1番減毛感がわかりやすいように思います。
ソプラノチタニウム
そして３つ目。こちらは蓄熱タイプですね。
施術される際の特徴として、全身のお肌へのジェルの塗布があります。（顔照射されている方は顔も！）
手順としては、パーツ毎に（例えば左脚→右脚→背中左→‥‥など）ジェルを塗布し、そのパーツ全体を満遍なく決められた時間照射し、拭き取りというのを全パーツ繰り返して照射していきます。
レーザーを重ねる時間に関してはパーツ毎に違うのですが、長いところで２分弱、短いところで２０秒弱くらいです。
施術の感想
わたしはこの機械、全く痛みを感じませんでした。
回数を既に重ねていたというのもあるかと思いますが、やはり痛みを感じにくいのはあるかと思います。
ただ毛質がしっかりしたところはどうしてもチクチクと辛い痛みがあり、わたしの友人は「脇燃えるかと思った」と話されていました。
また今回紹介した他２つの機械と違い、蓄熱タイプは徐々に徐々に熱がこもってくるので、急にあつっとなることもありました。
抜け感は熱破壊式のようにわかりやすく抜けていく感じではなく、気づいたら生えてくるの遅くなってるかも‥？とふと気づくという感じです。
脱毛機器による効果にちがいはあるのか
−蓄熱式と熱破壊（単発）式の比較
わたしの場合、蓄熱と熱破壊式どちらも効果を実感することができました。
ただ熱破壊式の方がわかりやすく抜け落ちたり、減毛を実感できるので、個人的には熱破壊式の方が好みかもしれません。
肌質や毛質は人それぞれで、様々なスキンタイプの方がいらっしゃるので、この辺りの実感の程度には差が出そうですね。
いずれも医療脱毛の機械として認められいて、多くのクリニックがそれぞれ採用しているものになるので、あまり神経質に心配しなくていいのかなとも思います。
とはいえ高額なお買い物なので心配になる方も少なくないですよね。
もし自分の肌に合わなかった場合どうしようと不安な方は、数種類機械を取り揃えていて、機械変更などもできるクリニックを選ぶのがいいかもしれませんね。
蓄熱式は最近でてきた機械でもあるので、症例や実績の面は熱破壊式がやや安心感があるかなと思います（一個人の意見です）。
人によるということも考えると、どちらかをわたしから強くオススメすることはできませんが、みなさまが少しでも後悔の少ないよう脱毛を進められることを願っています☺︎
蓄熱式と熱破壊式脱毛器のまとめ
蓄熱式はやさしいパワーをじんわりと重ねダメージを与え、熱破壊式は高出力で１ショットで毛根を破壊する。
熱破壊式の方が抜け落ちがわかりやすいが、一般的に効果に大きな差はないと言われている。
スキンタイプによって多少実感の程度に差が出たり、好みが別れる可能性はある。
心配な方は機械の種類が選べたり、変更できるクリニックを選ぶと安心かも
