こんな人におすすめ
・現在お金の管理ができていないと自覚がある
・痩せられなくて悩んでいる
浪費家時代のお金の使い方
わたしは元々かなり浪費家でした。
お給料が入ったら欲しいものを買いたいだけ買い、毎月の収入を余すことなく使い切る勢いで出費をしていました。
「今あるお金は今使わないと」みたいな変な思考もあり、お金を使うことにあまり躊躇いがなかったのです。
一応月の予算は決めていたのですが、当時貯蓄がないことへの危機感は全くなく、予算をオーバーしてもATMから少しずつお金を下ろして使っていました。
お金を使う内容も自分への投資とかではなく、遊びやその時の物欲を満たすために使っていることがほとんどでした。
そしてこの時大きな出費の一つとなっていたのが食費でした。自炊をしておらず、外食で済ませることや休日にふらっとカフェに行くことが多かったので、毎月の支出の中で一番多いくらいでした。
このように財布の紐は緩く、余った額を貯金に回そうという考えだったのですが、貯まるわけはなく貯蓄はほぼゼロでした。
家計見直しのきっかけ
管理し始めてから変わったこと
私がお金の管理を始めたことで感じた生活の変化は主にこちらの4つです。
本当に必要な物しか買わなくなった
食費が安くなった、食べる物も変化
体型にも変化
自信が着いてやる気アップ
一つずつご説明していきますね。
本当に必要な物しか買わなくなった
お金を管理するようになることで、自分が使えるお金の上限がどれくらいか、あといくら使えるかを意識してお金を使うようになりました。
そのため物を買うときに「本当にこれ必要かな」と少し考えてから購入するようになり、衝動買いや無駄な出費を減らすことができました。
食費が安くなった、食べる物も変化
そして一番お金をかけてしまっていた食費も大きく変化がありました。
まず気軽に外食へと行っていたのをやめ、できるだけ自炊をするようになりました。
自炊を始めた当初は今までの外食費用の高さにとても驚いたものです。
食費が一般的なひとり暮らし家計よりも大幅に高かったことに当時は恥じらいさえ覚えました。
定食やラーメン、パスタや丼ものなど、何を食べるにしても一食千円弱かけており、塩分は高く、野菜はほぼ食べていませんでした。
そして外食以外でお家で食べるものも炭水化物の比重が多いコンビニ弁当を選んで食べたり、お菓子を食べて済ませたり食生活の偏りはひどかったです。
モリモリ食べて太っていたのですが、栄養バランスが悪かったため健康診断で貧血を指摘され、鉄剤を内服していた時期もあります。
たくさん食べて健康状態は損ね、「まだ若いのにどうしよう」と落ち込んだこともありました。
何となく、この時点で体型の自己管理と通ずるようなところがある気がしますよね‥
自炊を始めたことで食費が安くなったのはもちろん、料理をする楽しさに気づいたことで食事の偏りも改善されました。
お金の管理が健康を見直すきっかけに
家計管理を始めると、老後の資産など将来のことについて考えることが必然的に増えます。
そして老後もそれなりにたのしく生活したいという思いから、自分の健康など体のことについても自然と考えるようになるのです。
何であれ自分の体が一番の資本です!
長い目で見て、健康的な理想の体を手に入れたいですね!
体型にも変化
予算の中でバランスを考えながら食事を摂る生活を送っているだけで、自然と体重が落ちてきました。
必要なものだけを買うという思考になっていたので、不要なものを買い溜めしたりすることもなく、お菓子をお家で食べることも徐々に少なくなりました。
元々食べることが好きで、甘い物も大好きだったのでお菓子を食べないと決めたわけではありませんでした。
しかしタンパク質やビタミンなど、必要な栄養をしっかり摂ることでお菓子を食べたい欲求が自然と落ち着いてきていたのではないかと思います。
そこで気づいたのが、今までの自分がいかに食べ過ぎだったかということでした。
口寂しくなった時に、家の中にあるものをなんとなくモグモグしたり、お腹が空いていないのにまた食べようとしたり‥
常に家の目に付くところにお菓子が蓄えてあったのも、欲求に負けて食べてしまう原因だったように思います。
自信が着いてやる気アップ
経済的にも予算内でやりくりできる自分に対して、また自然と体型に変化が起きたことがとてもうれしく、家計管理、ダイエットのモチベーションアップに繋がりました。
家計管理のポイント
- 収支を把握する
- 月の予算を決める
- 目標を決める
- 見直し、改善
それぞれご説明していきますね。
収支を把握する
まず自分の今の収入と、支出(何にいくら使っているか)を把握しましょう。
支出の中には毎月固定で出ていくもの、月によって変動するものがあります。
固定費(家賃、光熱費、通信費、交通費、奨学金など)
変動費(食費、交際費、日用品、医療費など)
またどんな形(携帯アプリや手書きなど)でも良いので、お金の流れがわかる家計簿は付けた方がいいです。
わたしはここが全くできていなかったので、自分が何にお金を使ってなくなっているのかわからない状況でした。
同じように今まで付けていなかったという方は、家計簿を付け始めたら無駄な出費がどれくらいあるか知れるので気が引き締まるのではないかと思います。
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月の予算を決める
毎月自分にどれだけ収入があって何にいくら使っているかを把握できたところで、毎月の予算を調整しましょう。
家計を見直す前は気にしていなかった固定費ですが、不要なサブスクを解約したり、スマホを格安SIMに変えて通信費を抑えたり、固定費も意外と削れるところがあることに気づきました。
ポイント
あまり予算を削ろうとするとストレスに感じてしまうので、交際費や自分の好きなものに使うお金もきちんと確保し、メリハリを持ってお金を使えるようにしましょう。
必要な金額を知り、目標を立てる
今後何にいくら必要かを知っておきましょう。
よく言われるのは、
生活防衛資金(半年から1年分の生活費)
直近のイベント費用
老後に向けて資産形成
の大きく分けて3つですね。
まずは上から順に資産を作ることを目標に貯蓄を増やしていきましょう。
見直し、改善
一度決めたら終わりというわけではありません。
最初に立てた予算で上手くいかなかいこともあると思います。
ひと月終わる頃にその1ヶ月を振り返ってどうだったか、見直しをして次月に活かしていきましょう。
余った金額を貯金に回すは貯まらない
以前のわたしは使いたい分だけ使って余ったら貯金に回すという方法でした。
しかし結果として全く貯まらず、今のようにきちんと家計管理を始めるまでは預金ゼロに等しかったです。
使える額に際限がないとどうしても使ってしまうのですね。
そこで、貯蓄をきちんとしたいという方には先取り貯蓄が絶対にオススメです。
家計管理が上手な方の間では最早常識かもしれません。
月の給料が入ったら毎月目標の貯金額を先に引いて預金するという方法ですね。
先に確実に貯める分を引いておくことで、そのお金に手を出す可能性は格段に低くなります。
余った金額の中で上手にやりくりしていきましょう。
お金の勉強おすすめ本
お金にまつわる本ってたくさんありますよね。
お金の知識ゼロだったわたしがわかりやすくて読みやすいと感じたお金の本をご紹介させていただきます。
リベ大両学長の「お金の大学」
大人気本ですよね!書店で見かけたこともある方も多いのではないでしょうか。
お金に対する考え方のところから使い方、増やし方までありとあらゆる全てが網羅されており、わたしの中ではお守り本のような感じです。
大人気インスタグラマーmiiさんの「お金が貯まる暮らしかた」
miiさんはずっとインスタで拝見させていただいているのですが、家計管理の上手さに脱帽させられます。
同じ働く一人暮らしの女子として勉強になることが多く、身の引き締まる思いになります。
お金のプロに学ぶのも◎
ひとりで勉強をしていると不安になってしまうことがありますよね。
今は気軽にFPなどお金の知識を持った方に相談ができるので、アドバイスをもらいながら家計を整えたり、ライフプランを考えることができます。
実際わたしはshe moneyさんで無料体験レッスンを受けたりもしました。
she moneyとはshe株式会社が運営する女性のためのマネースクールです。
お金の知識入門編として、家計管理や貯蓄術について学べるので、知識を持ったプロの方に直接色々聞きながら学びたいという方にオススメです。
痩せてお金も貯まる家計管理をしよう
痩せることができて、お金も貯まるようになるなんていいことしかないですよね。
最初はあまり目標を大きくし過ぎず、できる範囲でコントロールするところから始めてみてください。
自信が着いてくると前向きになれて、やる気も持続することができます。
脂肪は溜め込まず、お金を溜め込む体質へと徐々にシフトできるよう一緒にがんばりましょう。